ベジタリンの危機!? ベジタリアンでは健康になれない

実はこんなに種類があります!ベジタリアンの分類を知ろう | ヨガ ...

健康を得るために重要なのは、主に運動と食事です。これは現代では常識です。
特に最近ではマクロビだとかベジタリアンというものに多くの人が注目しています。
しかし、小賢しい企業はそれに目を付けると”上辺だけ”の健康食品を作り上げ、中身を見ない(考えない)消費者は喜々としてそれを買っています。
今は、健康は待っていてはなかなか得られない時代です(若者もすでに例外ではないでしょう)。現代の健康食品事情を少し見てみましょう

 

 

目次

 

 

 

 

ベジタリアンの危機 安全な食品はどこに!?

アメリカで必食!西海岸のベジタリアン・ファストフード「べジーグリル ...

コロ助のせいもあってか、時代の流れなのか、「健康」に対する意識は高まってきているようです。スーパーのプライベートブランドなどでもオーガニックを謳う商品が増えてきていますし、アメリカなどでは若者の肉離れが見て取れるとのアンケートもあります。また、マクロビだとかベジタリアンという言葉もだいぶ耳慣れてきました。

これらは取りも直さず、消費者の目が「健康」に向いていることの証左でもあるでしょう。
肉離れが進むというアメリカでは、肉の代替食品が売り上げを伸ばしていると言います。

肉の代替品とは大豆などの豆類で作った”代替肉”のことで、特にエンドウ豆で作ったハンバーグ=ハンバーガーがヒットしている。これら代替肉の売り上げは850億円を突破しており、アメリカの食肉売り上げの2%を占めるほどになっています。

もともとアメリカには430万人のベジタリアンと370万人のヴィーガンがいると言われており、代替肉が受け入れられる素地はあったと言えます。

ベジタリアンヴィーガン・・・ベジタリアン菜食主義者の総称。卵や少量の肉なら許されるという人もいる。対してヴィーガンは徹底した菜食主義者で、動物性のものは一切摂らない人のことです

 

私も肉の食べ過ぎは怪我をしやすくなったりと問題はあると考えていますが、代替肉で食生活を豊かにする・・・というのも難しいのではないかとも思います。
それは結局は「変わりでしかない」、という根本的な理由もありますが、もう少し違う観点もあるのです。

 

 

ベジタリアンフードの真実

今さら聞けない「ビーガン」と「ベジタリアン」の違い! :ヴィーガン ...

ある代替肉の原材料を見てみるとその理由が分かります。

以下にそれを並べて見ますのでご確認ください

大豆加工品(脱脂大豆、玄米粉)、タマネギ、豆乳発酵食品(豆乳、植物油脂、デキストリン、塩)、植物油脂、パン粉、粒状大豆タンパク(脱脂大豆、でんぷん、植物油脂)、粉末卵白、粉末状大豆タンパク、ブラウンルウ(小麦粉、植物油脂、ぶどう糖)、りんごペースト、香味パウダー、デキストリン、調味ペースト、酵母エキス加工品、酵母エキス、ウスターソース、赤ワイン、野菜ブイヨン風味パウダー、食物繊維、香辛料、しょうゆ加工品、セロリパウダー、酢酸(Na)、増粘剤(加工デンプン)、カラメル色素、トレハロース、調味料(アミノ酸)、香料、グリシン、安定剤(大豆、増粘多糖類、ペクチン)、チアミン酸塩酸、D-キシロース、酵素、ショ糖脂肪酸エステル、PH調整剤

ちなみに原材料は、使われている量が多い順に書かれています。

 

この原材料を見て、添加物を調べたことのある人なら「うわぁ・・・」と声が漏れてしまうほどの原材料です。
そういったものを知らなくても、1つの食べ物にこれだけの添加物が入っていると知ると、さすがに感じるものがあるのではないでしょうか?

厳密に細かいところまで確認するのは相当骨が折れるのだが(例えば一口に香料といっても、ピンキリであるし、ピンが使われているかキリが使われているかは1つ1つ確認する必要がある)、上記添加物の問題をかんたんに書いてみたいと思う

デキストリン・・・摂りすぎることで下痢の可能性
ウスターソース・・・ソースの原材料に胎児の細胞が使われている可能性がある
増粘剤(加工デンプン)・・・発ガン性や生殖毒性のデータが出ていません
カラメル色素・・・発ガン性物質メチルイミダゾールが含まれている可能性もある
調味料(アミノ酸・・・化学調味料グルタミン酸ナトリウムのこと。心臓病や糖尿病、脳へのダメージが懸念されている。空腹感も感じるようになる
香料・・・種類は多いが上記のアミノ酸とほぼ似たような成分のものもある
グリシン・・・睡眠作用が疑われている
安定剤(増粘多糖類など)・・・30種類以上あるが問題があるとされるものが複数ある
チアミン酸塩酸・・・マウス実験では呼吸異常や痙攣などが確認されている
D-キシロース・・・マウス実験では下痢や成長遅延がみられた
ショ糖脂肪酸エステル・・・肝臓障害や染色体異常が疑われている
PH調整剤・・・腸内細菌を殺してしまう恐れが指摘されている

 

ご覧のように、問題が危険視されるものが多く含まれている。
さらに付け加えると、これらを一緒に複数摂取するすることにより発生する「相乗毒性」については検査は一切行われていない。

 

 

健康のために

ヴィーガンとは実際にどんな食生活なの?ベジタリアンとの違いも比較 ...

企業は「健康」を商売にしています。それ自体は別に悪いことでありません。
しかし、儲けるために、ほとんど詐欺のような商品(商品名やキャッチコピーなど)がみられるのも確かです。
よく聞く、「そんなこと言っていたら食べる物が無いよ」・・・という意見ももっともだと思います。その通り、安心して食べられるものは現代では努力をしないと手に入りにくいのです。

ですからベジタリアン=健康に良いというもの考えものです。
しかし、肉の食べ過ぎも様々な健康面での悪影響がでることも分かっています。添加物に関しては言うまでもありません。
若い人は自分には関係ない・・・と思っていても、年齢を重ねるとそれが明らかに出てきます。私の知り合いの40代の(食べ物に詳しい)人も、やはり「若いころにコンビニ弁当とかファーストフードばかり食べてきたから、今食事を変えてもなかなか良い状態に戻らない」と言っています。

食事だけが健康に大切ではなく、やはり運動だとか水、呼吸なども重要。
今は食品添加物のみならず、水に含まれる消毒剤、大気汚染、ケムトレイル、フッ素、薬、農薬・・・健康を害するものはあちこちにあります。
何を選ぶかは個人の自由ですが、私は「健康」とは人生を楽しく有意義に過ごすためには極めて重要だと思います。また今後も情報をお伝えできればな、と思っています

添加物に関してはこちらもどうぞ(姉妹サイトに飛びます)
食品添加物の真実 我々は共食いさせられている!?
人工甘味料の真実 本当に太らないの!?
本当に健康になるための食事とは
内側から綺麗にスリムになるダイエット方法

 

 

蛇足

代替肉と言うと日本でも大豆で作られた製品が有名というか思い浮かぶと思います。
大豆は代替肉以外にも醤油だとか納豆だとか乳化剤の原料としてよく使われています。

しかし、大豆で気になるのは遺伝子組み換えのものがけっこうあることです。
遺伝子組み換え食物に関しては、現状ではほぼ害があると考えてよいくらいでしょう(もちろん、企業は認めていませんが)

納豆などの大豆をそのまま使うような商品は、遺伝子組み換えのものを使っていたらパッケージなどに表記しなくてはなりませんが、醤油だとか乳化剤だとか、砕いて添加物などとして使うものには表示義務がありません。
もちろん、遺伝子組み換え大豆は安いので営利目的の企業は、遺伝子組み換えの大豆を使った醤油だとか乳化剤を使用している可能性は高いでしょう

フランスのカーン大学で行われたラットを使った実験でも死亡率が2~3倍、腫瘍の大きさも2~3倍、さらに不妊や血液障害も指摘されています。
出来れば避けたいものですね