6Gは準備されている これからの社会を占うために 

5G Evolution & 6G | 企業情報 | NTTドコモ

日本で5Gが広まり始めて既に2年以上が経過しています。
しかし、アーカイブなどでも書いた通り、既にその次の通信技術「6G」の準備は着々と進んでいます。

6Gに関してはまだまだ情報は少ないのですが、研究レベルではある程度のことが解ってきています。次の通信システムはいったいどんな世界を生み出すのでしょうか?
今現状で確認できる6Gについての情報をまとめてみました。

 

 

 

目次

 

 

6G(シックスジー)は準備されている 6Gが作る社会とは 未来予測

ソフトバンク、5Gの次世代「6G」のコンセプト公開 「圏外を ...

4Gが本格的に始まったのが2010年で、5Gが導入されたのが2020年。
次の通信システムである6Gは2030年を目安とされており、約10年スパンでの通信すステムの大改革が行われています。

 

6Gがどのような技術なのか・・・
利用者向けの説明は、
✅通信の超高速・大容量化
✅カバレッジ対応(超広範囲通信)
✅超低電力・低コスト
✅超低遅延(通信障害の最小化)
✅超信頼通信(災害時でも最速で復旧するなど)
✅超多接続(非常に多くのデバイスに繋がれる)

このようなものが言われています。

ただこれらを簡単に言ってしまうと、
より早い通信性能と、丈夫な通信設備
というような感じでしょう。

では、この6Gを利用して、どのような世界が訪れるのでしょう?
これはムーンショット計画も大きく関わってくるため、政府が発信している情報を見るのが一番だと思われます。

総務省の情報通信審議会が出している「未来を掴むTECH戦略」がとても分かりやすく作られています。

 

 

未来を掴むTECH戦略

総務省の未来ビジョン「未来をつかむTECH戦略」 : [日立]自治体 ...

未来を掴むTECH戦略は分かりやすいのですが非常に長い(91ページもある)ので、
以下にまとめてみたいと思います。

 

政府は2030~2040年頃に実現したい未来として
inclusive)インクルーシヴ
(conected)コネクテッド
(transform)トランスフォーム
この3つ(ICT)を挙げています。

I(inclusive)インクルーシヴ
✅職場スイッチ・・・どこでも仕事が出来る。AIにより仕事が簡略化されるため複数の仕事をこなすように
✅パノラマ教・・・VR・ARを使ったより臨場感のある授業
✅お節介ロボ・・・家の雑事はロボットが行うように
✅あらゆる翻訳・・・スマホなどのデバイスを介しあらゆる言語を翻訳
✅100年ボディ・・・補助アームなどを使い身体をサポート

C(conected)コネクテッド
✅どこでも手続き・・・24時間、AI執事が行政手続きをおこなう
✅どこでもドクター・・・体内にインプラント端末を埋め込み健康状態を管理。AIによる診断や遠隔治療(超音波など)も行える
✅クルマヒコーキ・・・自動運転による空陸両用の車両が運用される
✅あちこち電力・・・ワイヤレス給電
✅時空メガネ・・・AR(メガネ)による観光サービス。当該地の各時代を見れる

T(transform)トランスフォーム
✅三ツ星マシン・・・レシピを再現するロボ。各家庭でも使えるように
✅えらべる配達・・・ドローン配達や無人スーパーが直接来てくれるように
✅全自動農村・・・ドローンやロボットなどで多くの作業をAIが行うように
✅手元にマイ工場・・・製造をAIが行うため、手作り=情報作りに
✅らくらくマネー・・・完全キャッシュレス化

このように非常に便利な社会が目指されています。
これらのために6Gが造られ、活用されていくことになります。

ここで勘違いしたくないのは、
これらがすべて無料で行われるわけではない事でしょう。

この社会の実現には大企業の力が絶対に必要です。
つまり、営利企業としてお金儲けも重なってきます。
こうしたサービスが無料で享受できればとても良いでしょうが、常に毎月決まった額を支払う必要があるとしたら、そのために働く必要が出てきます。

しかし、ご覧のようにAIにより多くの仕事はなくなります(役所など数人で充分になってしまう)。
今までになかった仕事を創出するか、あるいは、仕事を複数抱えて稼ぐしかなくなるでしょう(一部のエリートを除く)。

とはいえ、とても便利な社会であることは事実。
これに社会信用システム(人間に点数を付けるシステム)を併用すれば、犯罪者は身動きが取れなくなり、安心で安全な生活が営めることでしょう。

進歩する文明は、とても私たちにとって重要で希望に満ちたものといえるでしょう。

 

 

6Gに関する研究

6G」へと突き進むスマホ業界、ドコモが考える5Gの進化と6Gの世界 ...

次に6Gに関する研究も少し見ていきましょう。

中国の北京師範大学の李氏などの研究グループは、
次世代高速通信6Gに使われる周波数の候補であるテラヘルツ波についての研究結果を報告しています。

マウスのニューロン細胞に対してテラヘルツ波0.3~3を照射したところ、
ニューロンが150%早く成長し、健康に影響は全くなかった。
ニューロンを繋ぐ軸素も3日間で2倍の長さになった。ただし、その後は成長が著しく遅くなった。
李氏らは「この発見は新しい通信技術の安全性のみならず、脳の病気への新しい治療法の開発にも寄与するだろう」、と語りました。

また、同じ中国の西安交通大学では、

マウスに対し、90mWのテラヘルツ波を1日20分、3週間照射させたところ、
若いマウスの新しい脳細胞が大幅に増加したことが確認された。
反面、年老いたマウスにはこうした反応は確認されなかった。理由は不明。

といった報告もされています。

 

5Gは各所で健康被害や、問題を指摘する研究が報告されてきました。
今でも5Gを中止している地域もあるくらいです。
それと比較すると、随分良い結果が出ているようです。もっとも研究大学が中国というのは少し怪しいですが・・・

 

新しい社会を作る

6Gとは何かをわかりやすく説明!日本はいつから?通信速度や ...

総務省の情報通信審議会の資料を見ると、
2022年はロボットをより活用し始める年として考えられています。

2022年からスタートしようとしているのは
「ロボットの社会進出」と、「人体とコンピュータの融合」です。

ロボットの社会進出は分かりやすいですが、人体とコンピュータの融合とはどんなものでしょう?
これは人の身体の中に医療用インプラントの埋め込みや、デバイスを脳内などに埋め込むといった事だと考えられます。コンタクトレンズ型のディスプレイなども用意されているそうです。またそういった技術の応用により人体を補強し肉体性能の向上なども含まれます。脳内のデバイスを念じることで操作し、すぐにインターネットに脳内接続されたりします。

まさに、マンガや映画でみたような社会が、
手に届きそうなところまで来ていると言えるのではないでしょうか?

 

・・・・・社会は大きく変わります。
既存の価値観では到底理解できないような世界が待ち構えているようです。
その世界は、とてつもなく便利で、何事も楽にできるようになっているでしょう。

 

ただ、私自身はこういった情報に触れるたびに、思い出してしまう言葉があります。
それはルドルフ・シュタイナーの次の言葉です。

人々は、物質主義の中で非常に賢くなるかもしれない。
しかし、意識(魂)を自らの内に育てることは出来なくなるだろう。

生活も、仕事も、思想も、学びも、
そのほとんどをAIにやってもらって生きる・・・
それはとても便利で、超未来的で、おしゃれかもしれません。

しかし、それで人間は、1つの存在として進歩して行けるのでしょうか?
人類として科学(の一方的)の成長だけで大丈夫でしょうか?

今回紹介した未来社会が訪れる前に、
人間として考えておかなければならない事だと痛切に思います。

 

シュタイナーの言葉はもう1行だけ続きます。
それを最後にご紹介して、締めとさせていただきます。

人々は、物質主義の中で非常に賢くなるかもしれない。
しかし、意識(魂)を自らの内に育てることは出来なくなるだろう。
それこそが、物質主義に基づく権力者たちが達成したいゴールなのだ

世界中を管理するために! 社会信用システムが我々の生活に入り込んでくる時代に!

国民を監視して信用スコアを格付け&ランクに応じて特権付与や ...

社会信用システム(ソーシャルスコア)をご存知でしょうか?
社会信用システムとは、世界中で採用が検討、あるいはすでに実装されているシステムで、
1人1人に点数をつけて、その点数により特典や罰則を付けるというものです。

点数の高い人には税制の優遇があったり、社会福祉を受けられたりしますし
逆に点数の低い人は公共機関の使用の制限や監視が付いたりするそうです。

当ブログでも、過去に社会信用システムを取り上げたことがあります
アーカイブ社会信用システムとは

こちらは中国での運用についてのものですが、
インドでもこのシステムは既に使われています。

今回は、世界中で進む社会信用システムのインド版を見てみようと思います。

 

 

目次

 

 

 

世界中を管理するために!社会信用システムが我々を点数評価する!

信用スコアとは?日本に普及する?中国の現状から展望します ...

現在、世界人口は約80億人と言われています(UNFPAの世界人口白書による)。
うち、インドの人口は世界第2位の約14億人です。

1位の中国が約14億5000万人とされており、2019年の国連の発表では5年後くらいにはインドが中国を抜いて世界第1位の人口になるのではないか、と見られています。

そんな世界1位・2位の国で積極的に行われている政策が「社会信用システム」です。
中国のことに関してはアーカイブ社会信用システムとは」をご覧いただくとして、
インドで行われている社会信用システム、通称「AADHAAR(以下アドハー)」を見ていきたいと思います。

 

実はインドではアドハーは2009年から手掛けられています(翌年に開始)。
2022年現在、既に人口の99%程が登録をしているといい、アドハーカード(身分証明書カード)を受け取っています。

インドには固有識別番号庁(UIDAI)というこのシステムの専門の省庁が出来ており、
12桁のIDナンバーや顔認証、指紋、両目の虹彩などを情報として登録し、一元的に管理しています。

アドハーの登録は義務ではありませんが、各種支払いや手続きなどアドハーを介して行うものが年々増えていっており、事実上はアドハーを登録せざるを得ないような状況になってきているようです。
インド国民以外でも登録が可能で、現状でも1000万人近くの登録者がいるという。

 

これにより、インド国内でのスマホの普及率は飛躍的に高まり、また銀行口座の開設も大幅に増えている。一部の既得権益者が大儲けしたのは事実だろうが、便利であることもまた現実だ。

アドハーの広まりにつれ、行政への申請も簡単になり、各所での本人確認、手続きの簡略化、支払いの迅速化、またそれまでは行政活動で蔓延っていた賄賂などの不正も減ったという。
ペーパーレス化にも貢献しており、シェアリングサービスなどが拡大し、企業としても新しい事業が出来ているという(もちろん、なくなった仕事もあるだろうが)。

 

 

 

この流れは世界中に広がっていく

すべての大陸に世界中に広がるインターネットの国際ネットワーク ...

しかし、物事は一方向からだけ見ていたのでは本当の姿はなかなか見えません。

このシステムは、個人情報を政府や巨大企業が一括して管理することになります。

個人個人の生体認証を始めとして、
✅貯金額(資産)
✅負債額(ローン額)
✅家族構成
✅職業・職歴
✅学歴
✅賞罰歴(逮捕歴)
✅商品の購入歴
✅場合によっては行動もチェックできる   etc・・・・・

こういった情報は常に確認されます。
もちろん、一般には個人情報だからという理由で目に触れることはないでしょう。

しかし、実際はこれらの情報を元に各人に点数(社会信用スコア)をつけられ、それにより1人1人違う扱いを受けることになる可能性があります。

 

これが進めば、もしかしたら犯罪者も減るかもしれません。
スコアを失えば日常に不便が出ることが見て取れるからです。
ただ、一度スコアを失った人は、不利な環境となり、より犯罪に走るということも考えられます。

 

そのように考えてみると、
これは既得権益者たちにとっては、とても便利なシステムかも知れません。

まず、自分たちが点数を付ける側になれば、こんなに楽な事はありません。
まずどんな不正をしようが、自分たちの点数が減ることは(減らすことは)ありません。
元々資産家の家系なので、点数も初めから高いです。

また、目に余る人間や、気にくわない人間には一見正当に見える手段で制裁を与えることが出来ます。出る杭を打つことも簡単になるでしょう。
様々な情報を一元管理するので、犯罪の抑止のみならず、不穏な動きを事前に潰すことも出来るようになります。

ようするに、より強固なヒエラルキーが生まれるという事です。

 

ご存知の通り、インドではカースト制度というヒエラルキーがあります。
法的にはカースト制度は否定され徐々に若者の間ではその意識も薄れてきていると言います。
しかし、未だに根強くカーストの思想が残っているのも事実であり、
インドはもしかしたらヒエラルキーを受け入れやすい土壌があったのかもしれません。

 

 

日本ではどうなる?

海外で驚かれる変わった日本文化とは?他国との違いや外国人の ...

実はこのアドハーのようなシステムは、
世界銀行ID4Dプロジェクトとも呼ばれ、ビル・ゲイツ世界銀行が提携し、社会之繞システムを世界中に広めようとしていることも解っている。

もちろん、日本でも推進されています。
その尖兵がマイナンバーシステムでしょう。
これにより、アドハーと同じようにまずは国民に番号を付けようという訳です。

しかし、周知のとおり日本ではマイナンバーの普及は進んでいません。
未だに

普及率は20%に満たないと言います。

そのため、政府もマイナポイントをあげます!
などと僅かなポイントで国民を釣り上げようとしていますね。

しかし、政府(及び世界的企業群)が目指すスーパーシティ(ムーンショット計画)にはなくてはならないのがこのシステムでもあります。
今後、インドのように登録せずは人に非ず・・・・
といった形にしていくかもしれません。
※ちなみにインドではアドハーに登録をしなかったために配給が行かず、餓死してしまったというような例もあるそうです。こうなると事実上の強制に近いモノがありますね。

 

ただ、ここで考えてほしいのは、管理されるのは悪いことばかりではない、ということです。
確かに管理されると聞けば耳障りは悪いですが、
実際は安全な都市で、職業も思想もやることも与えられ、面倒なことは考えずに生きていくことが出来るようになるという事です。
確かに特権階級のような生活は出来ませんが、大過なく過ごすことは出来るようになるかもしれません。しかも、苦労なくして。

こういった生活・人生が良いか悪いかは、各自で判断するしかありません。
何にでも良い面・悪い面があるのですから、それぞれの価値観や考えのもとで決めていけば良いのです。

 

日本でマイナンバーが普及しないのも、日本人の心底では、社会信用システムという徹底管理に対する抵抗をしているのではないか・・・
そんな風に私個人は感じたりもしています。

 

アドハーで使われている生体認証システムは日本の企業であるNECの技術が使われているそうです(若干問題が発覚していますが!)
そう言った面からも日本にも普及していく可能性がとてもとても高いでしょう。
人類の大きな分岐点に差し掛かっている・・・大げさかもしれませんが、そんな風に思っています。

 

自民党改憲案とはどんなものか? 9条を変えると戦争ができるってホント? 

2分でわかる選挙の争点“憲法改正”

2022年7月の参議院議員選挙は、大方の予想通り自民党の圧勝でした。
マスコミもこぞって憲法改正への報道をしました。

ほとんど独裁状態になっている自民党政権が望む憲法改正とは、どのようなものなのでしょうか?
改憲については以前、アーカイブ憲法改正をわかりやすく解説」でも記しているのですが、今回はこれをさらに深堀していきたいと思います。
注目の憲法九条はどうなるのか?
他に注目すべき点はあるのか?
そして、憲法改正の本当の狙いとは!?

 

 

 

目次

 

 

 

自民党 改憲草案を深堀り 改憲で目指すは戦争なのか?それとも!?

4つの「変えたい」こと自民党の提案

自民党は2012年に「日本国憲法改正草案」を発表しています。
自民党は結党以来、憲法改正を党是としてきましたので、悲願とも言えるものです。

自民党改憲草案のポイントとして以下の4つを挙げています
✅自衛隊について
✅合区の解消
✅教育の充実
✅緊急事態条項の追加
(こちらに関しては「憲法改正を解説」でご確認ください)
自民党改憲草案自民党HPより)

 

さて、自民党の大目標である憲法改正に反対する勢力は”護憲派”と呼ばれます。
護憲派”の主張で最も声が大きいのが憲法九条を守れというものです。

現行の憲法9条

(九条)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

(2項)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

ようするに、護憲派はこの内容を変えてしまうと、
日本は戦争が出来る国になってしまう、日本を戦争に巻き込むな、という主張なのです。

確かに、自民党の改正草案を見ると、「国防軍」という表現になっていたり、戦争放棄の表現が緩くなっていたり(武力行使を永久に放棄する→これが→武力行使を用いない、など)します。

自衛のための戦争は違憲ではなくなり、これらのことから護憲派の主張は正しい、と言えるでしょう。

 

 

九条改正はつり球か!?

春 ねむり HARU NEMURI na Twitterze: „自民党の憲法改正案マジ ...

しかし、
憲法九条の変更には実質的な意味はほとんどない」
と主張する人もいます。
認知科学者の苫米地英人氏はこの理由に関して大きく3つの理由を挙げています。

そのうちの1つは国連憲章です。
国連憲章・・・国連の加盟国に対する規約や義務を定めた国際条約

国連憲章の、いわゆる敵国条項国連憲章第53条、77条、107条がそれです。

1・安全保障理事会は、その権威の下における強制行動のために、適当な場合には、前記の地域的取極または地域的機関を利用する。但し、いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない。もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。

2・本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される。( 国際連合憲章第53条)

信託統治制度は、次の種類の地域で信託統治協定によってこの制度の下におかれるものに適用する。
a  現に委任統治の下にある地域
第二次世界大戦の結果として敵国から分離される地域
c  施策について責任を負う国によって自発的にこの制度の下におかれる地域
国際連合憲章第77条)
この憲章のいかなる規定も、第二次世界大戦中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない。国際連合憲章第107条)

こういった文章は分かりにくいので簡単に説明すると、
第2次大戦での敗戦国(日本、ドイツ、イタリアなど)が侵略行為や条約等に反する行為を行った場合、国連加盟国や安全保障機構(NATOなど)は国連の承認を得なくとも軍事制裁が出来る、ということです。
もちろん、現実的にはそう簡単に軍事制裁は出来ないでしょうが、敗戦国側が国連で幾度となく”敵国条項の排除”を求めても、いまだに残り続けている事実は確認しておく必要があります。

 

もう2つ、苫米地氏が挙げるのがサンフランシスコ講和条約日米安全保障条約でこの2つはセットになります。

サンフランシスコ講和条約は日本の独立(事実上は自治)を認めるもので、日米安保条約はその代わりに米軍を日本に駐留させる、というものです。

ここから理解できるのは、
自衛隊は米軍によって、監視・管理されている
・日本が戦争を行えば、米軍も同時に戦争に巻き込まれる
ということです。

ようするに、米国の許可もなく戦争的行為を行うことは事実上不可能だということです。

 

以上のことから、憲法九条が変えられても、
現状では日本が勝手に戦争を行うことはまず出来ないのです。
戦争に参加する、という観点から言えば、憲法9条の変更はあまり意味を持たないのです。

さらに深く判読すれば、
この憲法九条改正は、ただのスケープゴート・・・

つまり、
本当に変えたいものを隠すための九条改正である、ということが見えてくるのです。

 

 

憲法改正の目的

フィフクロ☕︎憲法カフェ on Twitter: "憲法を尊重して守ら ...

自民党改憲案の目的。
結論から書けば、専制政治の確立、です。

専制政治とは「支配者層が大多数の被支配者層の政治的関与を認めず、恣意的に統治を行う政治体制」(wikipedia)という政治体制のことです。

この目的が達成されれば、
ただでさえ激しい格差社会が、絶対に変更されることのないヒエラルキー(階級社会)が出来てしまいます。
上流階級とそれ以外というハッキリとした差別が生まれ、支配者層という牧場主と家畜が出来上がる、という可能性があるのです。

では、どういった点から、専制政治への流れが見えるのか?

それが顕著なのが自民党改憲草案・第九章九十八条以降の緊急事態という部分です。
ちなみに現在の日本国憲法にはこの緊急事態に相当する箇所は無く、自民党改憲草案によって新たに設定された憲法になっています。

(草案九十九条)
緊急事態の宣言が発せられた時は、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる
(草案九十九条3項)
緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない
この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない

 

草案九十九条の太字の部分は非常に強烈な内容です。
3項の最後に一応、基本的人権への尊重は謳われていますが、申し訳程度に付け足しておいたようにしか見えません。

一度緊急事態宣言が発せられてしまうと、国民が内閣に逆らってはいけない状況になる、ということが書かれているのです。
財政上のことも書かれているという事は、例えば預金封鎖なども出来るという事です。
またコ口ナ騒動のように、ウイルスが広がれば、それを理由に治験の不足している危険なワクチソや薬を強制的に摂らせることも出来るかも知れません。
徴兵制だって可能になるでしょうし、強制労働も可能性があります。

これらは大げさかもしれませんが、そういったことが実際に行われる可能性が生まれてきてしまうのは事実なのです。

 

 

私たちが、気付き、変えるしかない

自民党広報 on Twitter: "「#憲法改正 の主役は、あなたです ...

日本は民主主義の国と言われています。

では民主主義とは何でしょう?

よく誤解されているのは
「民主主義とは多数決で決めること」という答えです。

しかし、民主主義と多数決は違うものです。

多数決とは、その場に集まった人たちの過半数が賛成した事項を採用し全体の意見とすることです。過半数総取りが基本です。

民主主義とは、(社会契約説に基づいて)絶対権力者ではなく、主権者である国民・市民が皆で政治などの方向性を決めていくことです。

この民主主義は非常に多数の市民・国民がいるため、最後は多数決に頼らざるを得なくなっているだけです。これは民主主義の中に生まれる妥協でしかありません。
※ちなみに江戸時代は地方分権が進み、その地方でも集落ごとなどでの権力分化が進んでいたため、各集落ごとで会合参加者の全会一致が集落意思決定の基本条件だったと言います。必要以上の中央集権が生み出している弊害ともいえるでしょう

 

従って、自民党改憲草案にある緊急事態条項は、
民主主義を無視した、専制政治への舵取りと考えられても仕方がない内容になっています。

 

 

自民党改憲草案は、細かく見ると突っ込みどころはまだまだあります。
しかし、今回は九条と緊急事態条項について見てみました。

現在、自民党一党独裁とも言える状況を作りだしています。
国会議員たちも、選挙に勝つためには自民党に逆らえません。
弱体化させられた野党は何もできず、自民党内でも当選の為には党の方針には逆らえない(逆らうと党の公認を外され選挙で負ける)状況で、自民党内部からの改革も期待できません。

もはや現状でも民主主義は崩壊しているとも言えるかもしれません。
このうえ、憲法が草案通りに通れば、民主主義は形骸化、そして専制政治、あるいは。内閣総理大臣という名の王政政治になるかもしれません。

 

憲法改正には国民投票が必要です。
これも多数決ですが、多くの国民がそれを望み、採択されるならしかたがありません。

しかし、それなりの情報を持たせず、よくわからない状態で話を進めるのはアンフェアです。
今後は、マスコミも改憲の良いところばかりを挙げたり、改憲が必要だと煽ってくることでしょう。

そんな時だからこそ、頭に血をのぼらせず、冷静に行動していくことが大切になると思います。
この記事も、ひとつの情報でしかありません。
色々な情報を得て、周りの人とキチンと話をして、考えをまとめていきたいものですね

風邪は万病の元?! 風邪を正しく認識すれば、体調は整う 風邪は”引く”もの!

風邪のひきはじめには要注意!長引かせないための対処法6選 ...

風邪を引いたことのない人はいないでしょう
冬はもちろん、春だろうが夏だろうが引いてしまう、非常に身近なものである風邪。
ほとんどの人が引いたらやっかいだな・・・といった感じで捉えているのではないでしょうか?

この”風邪”に関して、もしかしたら我々は間違った認識を持ってしまっているかもしれません。
「風邪は万病のもと」
この言葉の本当の意味を探っていきましょう。

 

 

 

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風邪は万病の元! 風邪を勘違いするな! 身体の声を聴いて健康を守る

手軽にできる風邪の予防方法】今日から始めておきたい8つの ...

風邪は誰でも引いたことがありますし、どの季節でも罹ります。

風邪の原因はウイルスと言われています。ウイルスに感染し、免疫力が落ちていたり疲れていたりするとウイルスに負けて病気になってしまう・・・
そんな感じだと思います。

 

しかし、風邪の本当の原因はこの”ウイルスによる感染”と言い切れるのでしょうか?
野口整体創始者野口晴哉(のぐちはるちか)氏は次のように残しています。

頭を使いすぎて頭が疲れても風邪を引く
消化器に負担をかけ過ぎても風邪を引く
腎臓を働かせすぎても、酒を飲み過ぎて肝臓を腫らしても風邪を引く
しょっちゅう心配している人は神経系統の風邪を引く。

 

これだけですと、要は疲労などで免疫力が下がってウイルスに暴露した際にウイルスに負けて発病する・・・とも取れますが・・・
野口晴哉氏は次のように続けています。

そうやってそれぞれのその人なりの風邪を引くと、その偏って疲れているところがまず弾力性を恢復(かいふく)してきて、風邪を経過した後は弾力のあるピッチリした体になる。
だから風邪というものは治療するものではなくて、経過するものでなくてはならない。

 

このように、野口氏は
風邪の原因は身体の中にこそある、といっています。
そして、治療ではなく経過させるものだ、とも。

実は、これらの言を証明するかのような研究結果も、現代にはあるのです。

 

 

風邪は「引く」もの

風邪(かぜ)の症状・原因|くすりと健康の情報局

風邪が、身体の中から発生するものという考え方これまでにも確かにあったのです。

その1つが千島学説(千島・森下学説)。
もう1つがアントワーヌ・ベシャンによる細胞論です。

 

この2つの学説は時代も国も違いますが、共通項が多々ありますので、ここでは同様のものとして話を進めます。

 

この学説の要点は以下の通りになります

✅病気は身体の中にある細胞(の悪化)が原因である
✅病気は不健康な状態の身体が作りだす
✅病原菌(ウイルス)は身体の中で作りだされる
※風邪に関連することに絞ってご紹介しています

簡単に説明しますと、
身体に疲れやストレスが溜まったり、不健康な生活を続けていると、
身体を改善するために(排毒するために)身体は自分で病原菌を産生し、自ら体調を崩させ(風邪など)、身体を整えようとする
ということなのです。
ちなみに、千島学説は細胞の徹底的な研究から導き出された学説です。

この他にも、風邪の原因は「身体の中」にこそあると考える学者はいます。

医学の祖・ヒポクラテス
「病気は、身体が浄化や解毒を求める叫び声である」
と語っています。

医学博士アンリ・ビラーも
「病気の主たる原因は細菌・ウイルスではない。病気とは、細胞が損なわれ、壊れたことによる毒血症に起因する。」
と残しています。

また、近代西洋医学を作りだしたといわれるR・ウィルヒョウですら
「人生をやり直せるとしたら、細菌は病気の原因ではなく、むしろ病気の生体組織を求めるのだということに尽力したい」
などと、自らの細菌病原論(病気とは病原菌やウイルスに感染することによって発生するという理論)を否定する発言をしているのです。

 

上記のことを証明できるのが東京医科大学の研究するエクソソームです。
エクソソームとは体内で産生されるウイルスに酷似した(というか同じ?)ものです。
※体内でエクソソームが作られていることは科学的常識です

1. エクソソームについて:はじめに|【前編】エクソソーム研究 ...

 

私自身、感染というもの自体が無い、とは思いませんが、
感染というものが病気の決定的原因ではないというのは間違いとは言い切れないでしょう。

これらのことと、日本語の妙を合わせてみましょう。

普通、病気は罹る(かかる)、といいます。

しかし、風邪だけは引く(ひく)です。

風邪だけは「引き込んでいる」のです。

野口整体野口晴哉氏の観点から言えば、
風邪は万病の元、というのは、
風邪になり、経過させ、体調を戻さなければ、あらゆる大病の元になる・・・
と捉えることが出来るのではないでしょうか?

 

 

病気は身体のサイン

子どもに多い風邪の症状や対策は?インフルエンザとの違いも ...

もう一度野口氏の言葉を見てみましょう

風邪というものはうつらない(感染しない)のです、本当は。(中略)
引くべき体の状態なら引くし、うつれば儲けものと思っている。風邪を引けば丈夫になるのですから、うつってもちっとも構わない。(中略)
気を弛めて(ゆるめて)寝るということが風邪を治す場合の重要な条件です。

 

私自身、上記のような風邪は身体の中から発生する、ということが事実かどうかは解りません。しかし、これが事実であるとは感じています。
様々な学者の意見や、現在の金権医療体制、そして自分自身の身体での体験を思いかえせば、「風邪は引き込むもの」ということがしっくりくるからです。

 

風邪で何日か寝込んだ後、やけに身体がスッキリした、という経験がある人は少なくないと思います。それは上手く排毒が出来た、という事だと思います。

風邪のみならず、病気や身体の痛みなどは全て身体からのサインです。

ストレスが溜まり過ぎている(風邪や鬱)
特定の場所を使いすぎている(腰痛や肩こり)
バランスが悪くなっている(各所の炎症)
食べ物が身体に負担をかけるものが多い(胃腸の不調)

病気の多くは、普段の生活が原因で起こります。

病気とは、
生活を変えないともっと大きな病気になる・・・
人生を変えないと重大な問題が起きる・・・

そういったサインだと思います。

そう考えれば、病気とは厄介なものではなく、
自分に大切なことを教えてくれる、とても肝要なものだと解ります。

 

本当は感染というものはあり、細菌が原因かもしれません(実際に細菌が原因の疾病も存在します)。
しかし、医者や学者の言葉ではなく、
自分の身体のサインを、身体の声をもっと聴いてみることを、大切にしても良いのではないでしょうか?

 

 

 

蛇足

細かい理屈は省きますが、もし風邪を引いたら、あまり食事は摂らずに(食べるにしても消化の良い物を少量)、寝ているのが一番良いです。
食べずに寝る

これは多くの病気に共通する恢復方法です。

むやみな薬はアレルギーやアトピーなどの原因になる可能性があります。

コ口ナウイルスも風邪のような症状ですが、どうも風邪とは違うような気がします

1つはコ口ナウイルスには機能獲得実験の後がある事。
機能獲得実験とは、本来人間には感染できないウイルスを感染できるように改造することです。
つまり、用意されたウイルスは本来人間には感染できないものだったということです。


もちろん、それをもってして凶悪なウイルスだとは言いません。
コ口ナウイルスは元々が風邪のウイルスと言われており、強い毒性は持っていません。

もちろん、機能獲得を行っているわけですから、何らかの形で手を加えて毒性を強めることはできるでしょう。
しかし、そうなると自然に流行させるにはあまりにもリスクが高すぎます。
自然に流行させる・・・つまりばら撒けば、ばら撒いた人にも被害が及ぶ可能性が極めて高くなるからです。

と、なれば、長い年月かけて作りだし、世界屈指の頭脳を集めて考えられた世界的流行はどうやって起こすべきでしょう・・・

ワクチソが最適解・・・かもしれませんね。

 

まぁちょっと話は逸れましたが、
風邪には何も食べないことが有効です。
風邪が経過すると、すごくスッキリした身体になると思います。

 

病気は、ある意味、必要があって起こる自然な現象です。
ですから、それをきちんと受け入れることも大切ですし、
なぜその病気が起こったか、と自分の生活・生き方を見直すことも重要になってきます。

解熱剤を使い、熱を下げればOK
風邪薬を飲んで風邪の症状を誤魔化せばOK・・・

というわけではないことを覚えておきましょう

 

ワクチンは効く! ワクチンを否定するのは陰謀論者!? 頭を柔らかくして物事を見よう!

大阪市 モデルナ製ワクチン約8万回分廃棄へ 今月25日使用期限 ...

2022年夏、コ口ナウイルスの流行はなかなか収まりません。
毎日毎日新規感染者数が過去最大だとか、新しい株がでてきただとか、マスコミも一生懸命宣伝しています。
そしてさらに、サル痘というウイルスまで現れ、社会は大きな変革の時を迎えているかのようです。

世界中で猛威を振るうウイルスなどに対抗するため、作りだされたのがワクチンです。

今では新型コロナウイルスワクチンとして世界中で使われ、サル痘に対しても種痘ワクチンが効きそうだ、ということで準備がされています。

ワクチンはその他にも、インフルエンザワクチンだとか、風疹、麻疹、子宮頸がん、ポリオ、日本脳炎など・・・実に様々な種類があります。

しかし、陰謀論などの界隈では
「ワクチンはダメ!」
という声があり、それを聞いたことのある方も多いと思います。

それは本当なのでしょうか?
陰謀論に洗脳されているだけではないでしょうか?
今回は、本物のワクチンを紹介したいと思います。

 

 

目次

 

 

 

ワクチンは効く!! ワクチン否定派も目を向ける必要がある研究 陰謀論に洗脳されるな!

新型コロナワクチン接種後死亡で初の死亡一時金支給へ 厚労省 ...

まず最初にお断りしておきますが、
新型コ口ナワクチソはオススメしません。
今では様々な形の情報で、コ口ナワクチソの問題が取り上げられており、それらの情報や実際の副反応などを見たり、実際の効果を見る限り、接種するメリットなどないと言えるからです。
実験では遺伝子レベルでもワクチソに入るコ口ナウイルスのRNA(遺伝情報)が、DNAに書き込まれたり、接種6回目で実験用のマウスが1匹残らず全滅したり、マスコミが報道しないだけで、恐ろしいくらいに酷い実験結果が多数あります。

また、接種推奨が再開された子宮頸がんワクチソも、
副反応によって苦しむ(かなり酷い)人たちの救済はほとんど行われていませんし、ワクチソ自体も改良されているという情報は入ってきていません。
そもそも子宮頸がんワクチソで標的にされているHPV(ヒトパピローマウイルス)は、大抵の人が自然に感染し、自然に排出していることでも知られており、このウイルスが本当の原因かも解っていないのです。

 

また、サル痘で脚光を浴びた(天然痘のワクチソであった)種痘ワクチソは手塚治虫氏の漫画「陽だまりの樹」でも描かれています。この漫画でも種痘ワクチソは非常に効果的な物として描かれていますが、実際は少し違うかもしれません。
なぜなら、天然痘の罹患者数を調べてみれば、種痘ワクチソが出来たころには天然痘はピークを過ぎており、すでに明らかな減少傾向にあったこと。
なのに種痘ワクチソが開始されると、再び感染爆発が起こっているのです。
「もちろん」因果関係は証明されてはいませんが、覚えておきたい事実ではあります。
※現在使われている種痘と同じものではないと思われます。

 

インフルエンザワクチソも、学校などでの集団接種が積極的に行われていたような時期もありました。
しかし、1987年群馬県前橋市の医師会が作成した「ワクチン非接種地域におけるインフルエンザの流行状況」(通称:前橋レポート)では、ワクチソ接種地域と非接種地域では、流行状況に違いはない・・・
つまり、インフルエンザワクチソの予防効果は無い、
とハッキリ書かれていたのです。
これに慌てた製薬会社と政府は、大急ぎでワクチソは重症化予防に効果がある!ということに変更しました。
だが、世間の風評は変えられず、インフルエンザワクチソの集団接種は中止に追い込まれたのです・・・

 

このようにワクチソは
●効かない
●病気を蔓延させる
●副反応で多くの被害者出す

など悲惨な歴史を辿ってきています。

それでもワクチソが今でも続けられているのは、
製薬会社の金の力と、マスコミの一般市民への洗脳効果の賜物と言えるでしょう。

 

しかし、身体の中に予め抗体を作っておく・・・
という発想自体は良いと思います。

ただこの発想と強烈な金儲けが結びついてしまい、悲劇を生み出してしまったと言えるのではないでしょうか?

つまり、まともなものを造れば、予防効果のあるものも出来る可能性がある、ということです。

 

 

日本で造られた高性能ワクチン

株式会社メドレックス | マイクロニードルアレイ

実は2016年の精密工学会誌などに、日本で高性能のワクチンが造られたことが掲載されています。
それがこちら⇒精密工学会誌

マイクロニードルと呼ばれるこのワクチンは、パッチタイプであり、身体に貼るだけで効果を挙げます。
注射のような痛みも恐怖もない上、効果は注射タイプの数倍はあると言われています。

2021年12月、北海道大学病院でも同様の研究がプレスリリースされています。
北海道大学病院PDF
これによれば、効果は従来のワクチンの10倍以上、副反応の心配も少なく、接種回数(貼る回数)も減らせるということです。

マウスの実験でも驚異的な効果を上げており、
✅プラセボ(偽薬)群では症状が出たが、実薬群では症状は全く出なかった
✅副反応もなかった

という素晴らしい研究結果が出ています。

 

注射ではないのでわざわざ病院に行って医師に注射してもらう必要もありませんし、体内に入れるワクチンの量も従来の10分の1で済みますし、回数も減らせます。
副反応の心配もグッと減って、経済的負担も大きく減る(医療費の削減)も出来ます。

 

日本には素晴らしい技術があります。
ワクチン=悪いモノ、という認識は改める必要があると思います。
発想は凄いものなのですから。

 

 

医者が患者をだますとき

医者が患者をだますとき (PHP文庫 (ろ1-1)) | ロバート ... 

現代の医療は、金儲けが中心となっています。
悪く書けば、医者は製薬会社と手を組み、不必要な薬を処方し、患者を薬漬けにします。

医者が患者をだますとき 」という名著を書いたアメリカの名医ロバート・メンデルソン氏は著書で、
「現在の医療の9割は不必要な治療だ」
「健康診断は儀式に過ぎない」
「医者がいなくなれば、多くの患者は救われる」
などと現代医療を痛烈に批判しています。

 

確かに近代医学においては、素人の目にも分かるくらいやばいものがあります。
しかもそれは多数あります。
情報を自分で積極的に得ている人ならそれは理解できることでしょう。

医者や大学教授、あるいはマスコミの言うことが絶対の真実ではありません。
柔らかい頭と広い視点で物事を考える必要があります。

 

今回ご紹介したワクチンも同様でしょう。
ワクチン=悪い物、というのは早計です。

多方面から情報を集め、抽象的な大きな視点で物事を突き詰めていく・・・
そんなことを忘れずに、判断していきたいですね。

子どもに最高の教育とは”遊び”である! 無理な早期教育は子どもを縛り付け、才能を摘んでしまうことも

子どもにとって遊びとは、発達に欠かせないもの - 子供の室内 ...

現在は、情報を誰でも簡単に得られるようになっています。
それは”教育”に関しても同様です。
なので、教育に関心のある人であれば、「遊びは子どもの成長にとってとても重要」というのは常識といえるくらい知られています。

逆に詰め込み教育は、子どもの好奇心や活力を奪ってしまっている、という指摘もあるくらいです(この辺りは子どもの個性・特質によっても変わってきます)。

しかし、子どもに「遊び」を心ゆくまで堪能させるのは、意外と忍耐がいるものです。
子どもにとっても重要な学びである「遊び」と、それに伴う大人の在り方を見てみましょう。

 

 

目次

 

 

 

子どもに最高の学びを! 子どもの教育に最も大切にしたいこと”遊び”

622種類の遊びから探す|アソビュー!

「遊び」は子どもにとって(大人にとっても)非常に重要です。
遊びには脳を刺激する様々な要素があり、新しい発見や気付き、そして夢中になる力(のちの集中力)などを育てられます。

他にも創造性や柔軟性、発想力、自主性、社会性など、大人になってもとても大切な能力の萌芽のきっかけになると考えられます。

 

子どもの遊びを推進する国際団体もあります。
その団体、IPAが1979年が国際児童年であったことを記念して「遊び」の重要性を次のように表しています。

①遊びは本能的なものであり、自発的なものであり、自ら生みだすものでもあり、生まれ持ったものでもあり、かつ冒険のようなものでもある
②遊びは子どもの人生・生活そのものである
③遊びは子どもの持つ目に見えない力を、顕在化させるものである
④遊びは相互交流であり、内なるものの発露であり、行動の意味を創出するものである。また、遊びは子どもが満足感や達成感を得る貴重な機会である。
⑤遊びは子どもの身体、心、感情、社会性を発達させるものである
⑥遊びは、子どもが生きていくために必要な事を身につける手段であり、意味がないことではない

 

大人を見ても、活力のある人、社会的に重要な地位にある人の中には子どもの時代によく遊んだ、という人は決して少なくない。
むしろ勉強や習い事漬けの子ども時代を過ごした人が大人になるにしたがって無気力になったり、自主性がなかったりすることもあるようだ。

三つ子の魂百まで、という諺にもあるように、
子どものころに思いっきり、心行くまで遊ぶことは、その子の人生において大きな影響を与えると考えられるだろう。

 

 

子どもの遊びに、大人が注意すること

子どもにとって遊びとは、発達に欠かせないもの - 子供の室内 ...

子どもが「遊ぶ」ことに対して、親や大人が注意することがある。
それは「大人のルール」を差し込んでしまうことだ。

子どもの遊びに大人のルール・・・つまり大人のやり方を入れてしまうことによって、子どもにとっての遊びの質が大きく低下してしまう恐れがあるのだ。

 

例えば、遊んでいる子ともに対して、次のような言葉を投げかけたことはないだろうか?

「早くしなさい」
「○○しちゃだめだよ」
「違うことをして遊びなさい」
「○○するものなんだよ」
「遊ぶ前にやることがあるでしょう」
「遊んでないで○○しなさい」

これらの言葉は、今の大人が子どものころに実際に良く聞いた言葉と言う人も多いことでしょう。
現在でも、これらを使う親や大人は多いでしょう。

しかし、これらの言葉は多くの場合、
子どもの好奇心や集中力、観察や実験や自主性を挫くものになってしまうのです。

 

幼児がご飯粒を食べないで顔中にくっつけて遊んだり、
子どもが高い所から飛び降りてみたり、
水道の水をずっと砂にかけて見ていたり、
ご飯が出来ていても、紙に何かを書き続けていたり、
腐ったものをずっと突っついていたり・・・・・

 

大人からすれば
意味がなく、面倒が増え、予定が狂ってしまうだけです。
だからついつい、上記のような言葉を言ってしまいます。

 

しかし、子どもの遊びは、五感をフルに使い、興味を得たものを納得いくまで(飽きるまで)いじくるのが「遊び」です。

お友達と仲良く遊ぶ、知育玩具で遊ぶ、安心・安全な場所・事で遊ぶ
これらだけが遊びではなく、
この世界全体を使って感じるのが「遊び」なのです。

 

大人が気を付けなくてはいけないのは、
大人のルールで、子どもの遊びを邪魔しないこと

子育てはやはり、待つことが重要です。
子どもが育つまで待ったり、遊びに飽きるまでまったり・・・
忍耐の修行なのです(笑)

 

 

早期教育は重要か?

子どもをぐんぐん伸ばす「早期教育」の意外なデメリット。危険 ...

現在、世界各国では(全ての国を調べたわけではありませんが)、早期教育が推し進められようとしています。(例:文科省

確かに、子を持つ親として、
自分の子どもが、他の子が出来ないことを出来たり知っていたりすると誇らしい気持ちになりますよね。

ですから、子どもに早くから教育を施したり、習い事をさせる親もたくさんいます。
特に英語の早期教育なんて多いですよね

 

もちろん、これらすべてを否定するつもりなど全くありませんが、
子どもにとって早期教育がプラスになりにくい、という研究結果が出ているのも事実なのです。
名古屋柳城短期大学成田朋子教授の「早期教育と子どもの発達について考える」という論文の中で、 親の意向で早くから多くの塾や習い事をやらせると、後々、経験した習い事に対して肯定的な印象をなかなか持てないことが書かれています。

また、脳科学の観点からも、
早期教育が決して(子供の成長に対して)効果的ではないことが明らかになっています。

 

つまり、子どもが興味を持てていないことに対して、大人が無理矢理やらせることによって当該事項において否定的なイメージを感じてしまうのです。
嫌いなものを上手になったり理解したりするのは至難の業です。

「始めたなら最後までしっかりやりなさい」
「せめて○級になるまでは続けなさい」
「今からやっておけば後が楽だから」
「途中でやめちゃもったいないでしょ」

こういった大人の思考が、子どもを苦しめることになるのです。

 

子どもは様々なことに興味を持ちます。それは当然です。
しかし、同時に、本人がピンとこなかったものはすぐに飽きます。
中には少しいじってみてから(経験してみてから)、自分は興味が無かったことに気付く場合もあるでしょう。

 

 

早期教育が全てダメだとは思いません。
子どもが本当に興味を持ったことなら、それが何歳であろうとサポートしてあげるのが良いでしょう。

遊びも、習い事も、
子どもがやりたいことなのか
大人がやらせたいことなのか

それをしっかりと見つめることが大切なのです。

腰痛を治すには!? 本当に効く腰痛対策の方法を紹介! 腰痛の仕組みから見ていく!

ハレバレ|【腰痛編】繰り返す腰痛を予防・改善するために知って ...

腰痛持ちの人はたくさんいます。
日本医師会の雑誌にも掲載された証言によれば、日本国民の訴える症状のうちで、腰痛は約10パーセントにも及ぶそうです。
これは10人に1人が腰痛を自覚しているという事で他の病気・症状を大きく引き離して独走しています。

実は私自身、腰痛持ち「でした」。
幸いにも、今は改善してほとんど痛みは感じません。
いったい、どんなことをして治したのか?
今回は実体験も含めつつ、腰痛の治し方について考えてみましょう。

 

 

 

目次

 

 

 

腰痛の改善方法・治し方 腰痛の仕組みから、しっかり治していくには!?

肩こり・腰痛になりにくい女性向けビジネスバッグはリュック型が ...

現在、病院での腰痛の治療方法としては、理学療法、ブロック療法、そして消炎鎮痛剤などが挙げられます。
この中で最もよく行われているのは消炎鎮痛剤によく痛みの抑制であり、正直、他の方法は少数派だと言われています。

そもそもどうして腰痛が起こるのでしょう?

腰痛は若年者でも起こりますが、中高年の患者が圧倒的に多いと言います。
これは、次第に筋力の力が衰えてきて通常の日常生活の動きでも筋疲労を起こすようになるからです。
この筋疲労が続くと疲労物質が溜まり、”休んだ時”に痛みを感じてしまいます。
これが腰痛の始り、と言います。

この”休んだ時”に痛みが出るところに、腰痛の原因が見えます。
疲労を起こした腰から出る痛みという身体からのサインは、患部で血流が回復して疲労物質を取り除こうとしている反応が起こっているのです。
これは、疲労物質が溜まる=血流障害が起こっているということでもあります。
体内で血流を増やす血管拡張物質のプロスタグランジンが出るのですが、この物質は発熱作用や痛みを伴います。
腰痛に限りませんが、患部が赤く腫れ、熱を持ち、痛みがあるのは身体の回復機能によって起るのです。

ちなみに消炎鎮痛剤は、
このプロスタグランジンの産生を阻害する薬です。
なので、痛みや腫れは軽減しますが、当然、身体の血流回復や疲労物質の排出も阻害されます。
当然ですが、腰痛を治すものではありません。

 

 

腰痛を治すには

腰痛改善ストレッチ・ツボ押しなど 自宅で行える5つのおすすめ ...

では腰痛の治し方はどのようにすれば良いのでしょう?
※痛みを失くすというより、根本から治して(痛みを消す)しまう方法を見てみましょう。

有名なのは整体(カイロプラクティック)などやAKA療法(関節運動学的療法)があります。これは単純にそこに通院する方法ですが、近くにそういった施設があるかどうか、という問題があります。
また、どうしても金銭的にも負担が発生します。

もっと、根本的に、身体の内側から治す方法を探ってみます。

 

✅身体を暖める
まずは患部を暖めることです。
お風呂に入ると腰痛が和らぎます。これは疲労物質によって阻害された血流が、暖められたことによって回復するからです。単純ですが効果はあります。
※お風呂に入っても腰痛が軽減しない人は、血流阻害以外の要因が考えられます(骨が原因だったり他の疾病など)。一度医師に診てもらう必要があるかもしれません

✅筋力をつける
そもそもの原因が筋疲労なので、普段から鍛えておけば疲労になりにくくなります。
もちろん、すぐに腰痛が治る方法ではありませんが、筋肉をちゃんとつけることでいずれ治り、且つ、腰痛になりにくい身体にもなります。
※筋疲労が原因なのでムチャクチャ鍛えれば良いという訳ではありません。持っている筋力以上のことをすれば腰痛になります

✅ダイエット
体重が増えることによって、腰に負担がかかり、それが原因で筋疲労になってしまうことがあるのです。ダイエットをすることによって腰痛が和らぐというのはよくあることなのです。
※急激なダイエットなどは危険な場合があります。無理せず体重を落としていきましょう
詳しいダイエットの方法はこちらをご覧ください⇒ダイエットの方法

 

✅対症療法・薬物療法を見直す
前述のとおり、薬は痛みを一時的に和らげるだけで問題を解決してはくれません。体力のある人なら、痛みを誤魔化している間に治ってしまうことはあるでしょうが、そうでない場合は症状を悪化させる可能性も考えられます。消炎鎮痛剤は長期の服用によって全身の組織障害が起きることが確認されています。
治りを遅くするうえ、他の問題まで引き起こす可能性があるわけですから、安易に薬に頼るのは良くないでしょう。
ただし、急性の場合や痛みが酷い場合は使用した方が良い時もあります。自分の状態と相談しながら使用しましょう。

 

 

余談になりますが、アメリカはアスピリン系の消炎鎮痛剤の使用量が非常に多いことで知られています。
腰痛持ちが多い、というより、消炎鎮痛剤の作用にその原因があります。
消炎鎮痛剤によりプロスタグランジンが抑制されると交感神経が緊張状態になります。すると代謝が亢進して運動をしなくてもエネルギーの消費が活発化します。
平たく言えば痩せやすくなる、ということです。

しかし、副作用は確実にありますし、他の疾病を招く可能性もあります。
また痩せ型の人の方が副作用が出やすいとも言われていますので決してオススメはしません。雑談用の知識に留めておくのがよいかと思います・・・

 

 

楽に、簡単に、誰でも、は悪魔の囁き

無料イラスト 天使と悪魔の囁き

腰痛の治し方を見て、

「なんだよ、そんなことかよ!」
「もっと簡単にすぐ治す方法を知りたいんだよ!」

そう思われた方もいるかも知れません。

 

しかし、腰痛の原因は、
時間をかけて太ってしまったから、
時間をかけて筋力を衰えさせてしまったから、
時間をかけて体を冷やしてしまったから、
時間をかけて身体中を薬漬けにしてしまったから、
なのです。

 

従って、キチンと根本から治すには、
時間がかかって当たり前なのです。

簡単、誰でも、すぐに、は詐欺師の常套句です。

多少時間はかかっても、自分の身体をしっかりとメンテナンスすれば、健康な体でいられる、ということでもあります。

 

最後に、腰痛に良い運動をご紹介します。
それは、
ゆっくりと前屈、後屈をすることです。

これを1日に5分ずつやるだけで、腰痛はかなり楽になっていきます。
もちろん、1日や2日では何も変わらないかもしれません。

しかし、続けることによって、確実に身体は良い方向へと向いていきます。

 

身体からの声を聴いて、
労ってあげると、身体は必ず応えてくれるのです。