腰痛を治すには!? 本当に効く腰痛対策の方法を紹介! 腰痛の仕組みから見ていく!

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腰痛持ちの人はたくさんいます。
日本医師会の雑誌にも掲載された証言によれば、日本国民の訴える症状のうちで、腰痛は約10パーセントにも及ぶそうです。
これは10人に1人が腰痛を自覚しているという事で他の病気・症状を大きく引き離して独走しています。

実は私自身、腰痛持ち「でした」。
幸いにも、今は改善してほとんど痛みは感じません。
いったい、どんなことをして治したのか?
今回は実体験も含めつつ、腰痛の治し方について考えてみましょう。

 

 

 

目次

 

 

 

腰痛の改善方法・治し方 腰痛の仕組みから、しっかり治していくには!?

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現在、病院での腰痛の治療方法としては、理学療法、ブロック療法、そして消炎鎮痛剤などが挙げられます。
この中で最もよく行われているのは消炎鎮痛剤によく痛みの抑制であり、正直、他の方法は少数派だと言われています。

そもそもどうして腰痛が起こるのでしょう?

腰痛は若年者でも起こりますが、中高年の患者が圧倒的に多いと言います。
これは、次第に筋力の力が衰えてきて通常の日常生活の動きでも筋疲労を起こすようになるからです。
この筋疲労が続くと疲労物質が溜まり、”休んだ時”に痛みを感じてしまいます。
これが腰痛の始り、と言います。

この”休んだ時”に痛みが出るところに、腰痛の原因が見えます。
疲労を起こした腰から出る痛みという身体からのサインは、患部で血流が回復して疲労物質を取り除こうとしている反応が起こっているのです。
これは、疲労物質が溜まる=血流障害が起こっているということでもあります。
体内で血流を増やす血管拡張物質のプロスタグランジンが出るのですが、この物質は発熱作用や痛みを伴います。
腰痛に限りませんが、患部が赤く腫れ、熱を持ち、痛みがあるのは身体の回復機能によって起るのです。

ちなみに消炎鎮痛剤は、
このプロスタグランジンの産生を阻害する薬です。
なので、痛みや腫れは軽減しますが、当然、身体の血流回復や疲労物質の排出も阻害されます。
当然ですが、腰痛を治すものではありません。

 

 

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では腰痛の治し方はどのようにすれば良いのでしょう?
※痛みを失くすというより、根本から治して(痛みを消す)しまう方法を見てみましょう。

有名なのは整体(カイロプラクティック)などやAKA療法(関節運動学的療法)があります。これは単純にそこに通院する方法ですが、近くにそういった施設があるかどうか、という問題があります。
また、どうしても金銭的にも負担が発生します。

もっと、根本的に、身体の内側から治す方法を探ってみます。

 

✅身体を暖める
まずは患部を暖めることです。
お風呂に入ると腰痛が和らぎます。これは疲労物質によって阻害された血流が、暖められたことによって回復するからです。単純ですが効果はあります。
※お風呂に入っても腰痛が軽減しない人は、血流阻害以外の要因が考えられます(骨が原因だったり他の疾病など)。一度医師に診てもらう必要があるかもしれません

✅筋力をつける
そもそもの原因が筋疲労なので、普段から鍛えておけば疲労になりにくくなります。
もちろん、すぐに腰痛が治る方法ではありませんが、筋肉をちゃんとつけることでいずれ治り、且つ、腰痛になりにくい身体にもなります。
※筋疲労が原因なのでムチャクチャ鍛えれば良いという訳ではありません。持っている筋力以上のことをすれば腰痛になります

✅ダイエット
体重が増えることによって、腰に負担がかかり、それが原因で筋疲労になってしまうことがあるのです。ダイエットをすることによって腰痛が和らぐというのはよくあることなのです。
※急激なダイエットなどは危険な場合があります。無理せず体重を落としていきましょう
詳しいダイエットの方法はこちらをご覧ください⇒ダイエットの方法

 

✅対症療法・薬物療法を見直す
前述のとおり、薬は痛みを一時的に和らげるだけで問題を解決してはくれません。体力のある人なら、痛みを誤魔化している間に治ってしまうことはあるでしょうが、そうでない場合は症状を悪化させる可能性も考えられます。消炎鎮痛剤は長期の服用によって全身の組織障害が起きることが確認されています。
治りを遅くするうえ、他の問題まで引き起こす可能性があるわけですから、安易に薬に頼るのは良くないでしょう。
ただし、急性の場合や痛みが酷い場合は使用した方が良い時もあります。自分の状態と相談しながら使用しましょう。

 

 

余談になりますが、アメリカはアスピリン系の消炎鎮痛剤の使用量が非常に多いことで知られています。
腰痛持ちが多い、というより、消炎鎮痛剤の作用にその原因があります。
消炎鎮痛剤によりプロスタグランジンが抑制されると交感神経が緊張状態になります。すると代謝が亢進して運動をしなくてもエネルギーの消費が活発化します。
平たく言えば痩せやすくなる、ということです。

しかし、副作用は確実にありますし、他の疾病を招く可能性もあります。
また痩せ型の人の方が副作用が出やすいとも言われていますので決してオススメはしません。雑談用の知識に留めておくのがよいかと思います・・・

 

 

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腰痛の治し方を見て、

「なんだよ、そんなことかよ!」
「もっと簡単にすぐ治す方法を知りたいんだよ!」

そう思われた方もいるかも知れません。

 

しかし、腰痛の原因は、
時間をかけて太ってしまったから、
時間をかけて筋力を衰えさせてしまったから、
時間をかけて体を冷やしてしまったから、
時間をかけて身体中を薬漬けにしてしまったから、
なのです。

 

従って、キチンと根本から治すには、
時間がかかって当たり前なのです。

簡単、誰でも、すぐに、は詐欺師の常套句です。

多少時間はかかっても、自分の身体をしっかりとメンテナンスすれば、健康な体でいられる、ということでもあります。

 

最後に、腰痛に良い運動をご紹介します。
それは、
ゆっくりと前屈、後屈をすることです。

これを1日に5分ずつやるだけで、腰痛はかなり楽になっていきます。
もちろん、1日や2日では何も変わらないかもしれません。

しかし、続けることによって、確実に身体は良い方向へと向いていきます。

 

身体からの声を聴いて、
労ってあげると、身体は必ず応えてくれるのです。