世界に誇る日本の技術! 日本発の技術が世界を救う!! 

脱炭素の新技術」が三菱重工から生まれる理由 | 三菱重工業 ...

かつて、日本企業は世界のトップ50に30社以上が入っていたといいます。
現在(2022)はトヨタだけになってしまっているようですが、決して日本企業の技術が衰えているわけではないようです(このような現状は政治的理由も多分にあるようです)。

実際、日本でしか作れないものや、日本が作り上げた世界初の技術も多くあります。

ただ、残念ながらそれらは「お金にならない」という理由だけで使用されなかったり、黙殺されたりしています。

以前にも「隠されたスーパーテクノロジー」という記事を書きましたが、今回はその日本版をお送りしたいと思います。

多くの予言者が、「光は日本から来る」と言っています。
日本の技術は世界を救う事が出来るのでしょうか?

 

 

目次

 

 

 

見よ!これが日本の技術力! マスコミ、経済界が(お金の為に)無視する素晴らしい技術!

博士」に未来はあるか—若手研究者が育たない理由 | nippon.com

世界ではロシアとウクライナの紛争や、北朝鮮の挑発的行為がニュースを賑わせたり、あるいは感染症が広がっていると怖がらせてきます。

学校などでも、SDGsを教えたり、地球環境待ったなし、天変地異の危険アリといったようにあらゆる方向から不安の種が降りかかってきています。

そして経済不安や食糧危機・・・
一体、これから世の中はどうなってしまうのでしょう・・・?

 

しかし、マスコミはほとんどまともに報道しませんが、様々な新技術は日々発明されており、それらが実用化&広まれば私たちの生活や環境も大きく変わることでしょう。

そんな日本初の新技術を4つお伝えしたいと思います。
未来は明るいことをご確認ください!

 

 

①海水の淡水化技術

水について – MIZUcafé
地球の人口は80億人を超えたといわれています。
実際は戸籍に乗らない人はたくさんいるので100億はゆうにこれているという人もいるくらいです。
人口増加が続く中、食糧危機と同時に、水不足の危機も指摘されています。

特に地域によっては深刻な問題であり続けており、水の問題を克服するのは人類にとっての悲願とも言えます。

そんな中、東京大大学院工学系研究科の伊藤喜光准教授らが開発した「海水淡水化技術」というものがあります。
読んで字の如く、海水を水に変える技術です。
海水を淡水に 時事通信

フッ素化ナノチューブを使うこの技術は、(海水を淡水にするための)従来のアクアポリンを使ったものと比較すると実に4500倍ものスピードで淡水化が可能になるという。

これを使えば、多くの地域で水不足が解決する可能性がある。

まだ完全に実用レベルではないようだが、そこに至るのもそれほど時間もかからなそうだ。

 

 

②液化水素運搬技術

川重が世界初、液化水素運搬の実証船建造へ|ニュースイッチ by ...

世界初の技術を日本の企業が開発した。

岩谷産業㈱や川崎重工業㈱など7社の連合事業として進められていた液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」がそれです。
世界初 液化水素運搬船

水素は地上で一番軽い物質と言われており、さらに宇宙では最も多い元素と言われています。
そんな水素は、水にもなり、エネルギーとしても使え、かつ豊富にあります。
これをどのように利用できるかによって、社会の利便性は大きく変わることでしょう。
そういった背景の中で、水素を安全に大量に運ぶ技術としてこの「すいそふろんてぃあ」は開発されました。

水素はマイナス253℃以下になると液体になるのですが、これを大量に運ぶのは技術的に困難とされていました。
水素と言えば水で、水から電気分解で水素は取りだせますがやはり効率が悪くなってしまうのでこの技術により水素活用に大きな進展があるとみられています。

特にエネルギーとしての活用が考えられますが、やはり、石油産業からの圧力が最大の課題でしょうかね・・・?

 

 

③水素エンジンカー

水素自動車の仕組みと水素エンジンとは|燃料電池車との違いは何 ...

水素エンジンの車は以前から開発が続けられてきました。
1990年代にはBMWが12気筒エンジンを作り、日本のマツダも水素ロータリーエンジンを試作車レベルまで完成させている。

そして、2021年、トヨタ富士スピードウェイで開催されたスーパー耐久シリーズ第3戦においてレース競技用の水素エンジン車を投入しました。
水素エンジンカローラ スーパー耐久シリーズに参戦!
結果は無事完走。

大抵の車は、レーシングカーの技術が(市販車に)流用されていることを考えると、極めて大きな一歩になったと思われます。

水素エンジンの利点は、
これまでのエンジンに比べて環境負荷がとても少ない(問題が0ではない)
燃料代が極めて安くなる
安全性も向上する

など多くの人にとってとても有効なものといえます。

これまでは技術的な問題のみならず、水素をどう確保するか、という問題もありました。
しかしその解決に一役買ったのが、上記の「液化水素運搬船」です。

日本の技術が組み合わさり、助け合うことにより、これまでは不可能とされてきたことが可能になったのです。

 

水素エンジンの能力も、現行のエンジンとほぼ同じ。
充填時間(燃料を満タンにする時間)も両サイドから水素を詰めることによってわずか2分で完了です。

この日本発の技術が世界に広まってほしい
そう思うのは、私だけではないはずです。

 

 

アンモニア合成新技術

画期的なアンモニア合成法|環境エネルギー|事業成果|国立研究 ...

アンモニアは実は様々な場面で利用されています。
世界で年間2億トンが生産され、そのうち8割が農業用に、2割が工業用に使われています。

農業用は主に化学肥料などの肥料として、
工業用はメラミン樹脂や合成繊維ナイロンが作られたり、エネルギーとして利用されたり、NOxという汚染物質(水素エンジンの課題とも言われている)と化学反応させることで窒素と水に変換させることが出来ます。

一言で言ってしまえば、世界中の様々な分野で使われているアンモニア
アンモニアを合成するためにこれまでは「ハーバー・ボッシュ法」という手法が使われてきました。このハーバー・ボッシュ法が作られたのは1906年のこと。
実に100年以上前の技術が未だに使われてきていたのです。

しかし、その方法を上回る技術が日本で開発されたました。
その技術を開発したのが2017年に設立されたベンチャー企業「つばめBHB」社です。

つばめBHB社は東京工業大学の細野教授が発見した”C12A7エレクライド触媒”というものを使い、この技術を開発したとのこと。
つばめBHB社

 

この新技術を使うと、
生産効率が約10倍
必要な設備投資が10分の1

また、低温、低気圧での製造が可能になったことで環境面でのプラスも考えられます。

 

このようにコスト面も生産量も圧倒的に増えたことにより、千代田化工建設東京電力などが開発・技術実証を行うことになっている。

もう実用化は間近であるといえるでしょう。

 

 

新技術を使い、世界が変わる

今回は日本が開発した4つの新しい技術をご紹介しました。

日本が発見している有用な技術はこれだけではもちろんなく、とてもたくさんの素晴らしい技術があります。

 

そして、それらの技術が連携し合うことによってさらに効率は増し、環境への負荷も減り、誰にでもその恩恵を受けられるようになります。
1つの大きな技術だけよりも、手をつなぐことでさらに大きな成果が生まれることは忘れずにおきたいですね。

 

さて、これらの技術が本当にものになるかどうか・・・
それは既得権益グループがどのように動くかにも関わってきますし、私たちの動きにも大きく関連があるといえます。

安いモノだけを追い求めたり、
流行(とされるもの)とされているものに心奪われたり、
自分だけが得するものを選んだり・・・

そんな事をしていれば、
企業も儲けるためにそういった商品を開発・発売することでしょう。

我々の生活によって、世界が変わることも覚えておきたいですね。

ともかく、日本の技術はスゴイ!!