科学的に見る幸せになる方法! 方向を誤れば、幸せも遠のいてしまう

人が幸せを感じるのはお金?幸せになる為に必要なたったひとつの ...

人が生きていくうえで目指すのは、突き詰めれば「幸せ」になることです。

お金を稼ぐ、最良のパートナーを見つける、信頼できる友人を持つ、ベストの環境で暮らす・・・
この全てが「幸せ」に繋がります。

しかして、「幸せ」とはどういう事でしょう?

お金があれば絶対的に幸せでしょうか?
パートナーがいれば幸福と言えるでしょうか?
美しい景色の中に建つ家があれば清福と言い切れるでしょうか?

「幸せ」についての研究を見てみましょう。

 

 

 

目次

 

 

 

 

幸せになる方法 科学的にも解明される幸せとは 誤った方向は幸せを小さくしてしまう!

幸せを求める人は幸せになれない - たにのダイエットジムと家庭 ...

幸せの形は人によって違います。

好みも、性格も、経験もそれぞれなのですから当然です。
むしろ「幸福」とはこういうものだよ・・・暗に押し付けてくるマスコミなんかは非常にウザいともいえるのではないでしょうか?

 

ただ、確かに人によって幸せと感じる事は違うものですが、
アメリカ・アイオワ州立大学の心理学教授であるジェンティル博士の研究によると、

性格や好みを越えて、
万人が幸福感が増す実験結果が出たことを報告しているのです。

 

ほとんど全ての人が幸福感が増加する方法

それは、
”他人の幸せを願う”
ということでした。

少し詳しく見てみましょう。

 

 

他人の幸せを願うと、自らの幸福度が増える!

幸福を祈る」「幸せを願う」って英語でいえる?幸せに関する ...

この研究をしたアイオワ州立大学のダグラス・ジェンティル教授は、次のような実験を行いました。

参加者は同大学の学生約500名。
この500名を4つのグループに分け、12分間大学構内の廊下や小道を散策させ、途中ですれ違った相手に対して各グループごとにある「思考」を持つように指示を出したのです。

【Aグループ】
すれ違う相手に対して、優しさと情愛を持って「この人が幸せになるように」と考える

【Bグループ】
相手に対し、(自分との)思考や感情などの共通点や関係性・関連性を考える

【Cグループ】
相手と自分を比較し、自分の方が優れている点(優越感)を考える

【Dグループ】
すれ違う相手の持ち物だとか服装といった外見に関してだけ考える

 

参加したすべての学生は、実験の前と後に「不安」や「ストレス」、「満足感」・「幸福感」、「共感度」・「連帯感」などのレベルがそれぞれ測定されたのです。

 

その結果、幸福感と満足感が突出して高かったのは【Aグループ】であることが解りました。

連帯感と共感度が高かったのは【Bグループ】、

反対に連帯感、共感度共に低かったのは【Cグループ】だった。

不安やストレスに関しては全グループともに大きな影響はなかったと見られていますが、心理学にはブーメラン効果と呼ばれるものがあり、これは簡単に言うと、自分の考えている事が自分に返ってくる、という人間心理があります。【Aグループ】では幸福感と満足感のみならず、不安や共感度・連帯感に関しても好結果が得られたという結果もそれを示していると言えるでしょう。

その点から見ると、これらの結果は妥当なものであると思われます。

 

ただ、この研究で凄いのは、
個々の性格や協調性に関わりなく【Aグループ】は幸福度が増える、ということが解ったことです。
研究を始める当初から、1人1人性格や指向が違うことは考慮されており、例え自己中心的な性格であっても、ナルシストで他人にあまり興味が無い人であっても、幸福感が上昇し、不安が減少するという結果になったのです。

他人の幸せを願う事。
それだけで、人は幸せを向上させることが出来るのです。

しかも、それは知らない人であっても大丈夫なのです。

 

 

抽象度を上げると、幸福はさらに増える

幸せのカギは相手の幸せを願うことがポイント!?そんなことを ...

脳機能学者、計算言語学者苫米地英人氏も似たようなことを著書で語っています。

「抽象度を高くすれば幸福度が増す」

 

抽象度とはいったいなんでしょう?

苫米地氏は抽象度に関して次のように記しています。

「抽象度が高い」というのは、より多くの情報を包括できることを意味します。例えば、リンゴという情報に対して、果物という情報は、リンゴも含んでいるのでより抽象度の高い情報になります。さらに果物という情報よりも植物の方が抽象度の高い情報です。
情報の範囲が広ければ広いほど、抽象度が高いということです。

苫米地英人著 すごいリーダーは脳が違う より

 

抽象度が高いほど、多くの対象を含みます。

ということは、自分だけの利益を考えて行動するより、より抽象的な、つまりより多くの人の利益を考えて思考・行動することによって、幸福度が増えることに繋がりるのです。

考えてみれば当然のことで、
自分1人でパーティをするよりも、多くの人が喜べるようにパーティを準備し、共に満喫した方が幸せに決まっています。

 

サルやチンパンジーは集団で暮らしますが、人間とはこの点が違うと言います。
彼らは食料を得る時に協力することはあっても、手に入れた食料を分け与えることはしません。自分だけで食べる「個食」であるといいます。

 

自分だけの利益や幸福に囚われず、
多数の存在の利益や幸福を考えて思考と行動をする・・・

それこそが「人間らしい行動」と言えるかもしれません。

 

 

世界は変わっていく 今こそ進化する時だ

成長につながる効果的な「振り返り」の手法は? | ImaginEx Youth

社会は大きく変わろうとしています。

昨年のダボス会議は「グレートリセット」というお題目で開催されました。
世界のトップは社会を新しい状態にしようとしているのは明らかです。

 

しかし、今のトップに任せておいて大丈夫でしょうか?
自らの利益のために平気で嘘をつく
化学添加物を多量に入れた食品を問題ないといい、病気を作りそこでまた儲ける
自分達で環境破壊をして、それを修復すると語って金を集める
健康の為と言って安全性が確保されていない薬を打つ
これらがバレないように教育から手を染めていく
あるいはマスコミを使って洗脳する・・・・

 

正直、彼らの言うことを聞いていたのでは、幸せは遠のくばかりではないかと思います。

本当の幸せ、成長、進化は自分自身の中にあるのではないでしょうか?
少なくとも、TVやYouTubeの中にはないようです。

簡単に幸せを増やす方法、ぜひ試してみてください!