性(セックス)に隠された真実!性には大きなる秘密がある。子どもへの性教育はどうするべきか!?

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毎月のように芸能人の不倫報道が行われています。コロ助により、某大学がセックス時もマスクをするべきだと言ったり、WHOにいたっては幼児に対してマスターベーション(オナニー)を教えるべきだと言ったりしています。また性犯罪はなくならず、常に社会問題のひとつとされています。
しかし、色々と見てみると、我々が持っている一般的な性に対するイメージ、情報、常識は、もしかすると「思い込まされたもの」である可能性もみえてきます。
スピリチュアルな話でなくとも「性」とは本来、大きな力を秘めたものであることは誰しも認めるところ。今回は「性」についての真相を探り、子どもへの性教育についても言及したいと思います。

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

セックス(性)に隠された真実とは!?

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対人関係が苦手な人が増えている。
核家族化や学校教育、親子関係、また個々の性格など色々理由はあるだろうが、これと併せて性に対するものも変わってきているのは間違いない。
しかし性とは本質的には男と女の深い関わりと満たし合いである。人生の中での大きな喜び・楽しみであるということが本能的にもある。肉体を持つ我々には切っても切れない要素のひとつなのだ。

日本語では性行為のことを「まぐわい(目合い)」などとも表現するが、これは日本の文化と大きく関係していることが考えられる。
「まぐわい」は漢字以前の大和言葉のころから使われている言葉で、「目合い」という漢字は後にあてられたものです。性器を合わせるではなく目を合わせるという字を使っている点を見ても、人間は目で感じる部分が非常に多かったということが解ります。目で感じ、エネルギーを一体化させ身体も一体化させる。そういった意味があるのです。男女がまぐわい、喜びを感じエネルギーを高めるというのは人間の本能や根源としてとても重要な事であり、昔は祭り(祭りは日常行事だった)でその相手を探していたのです。「まぐわい」は、単なる生殖のため、単なる快楽のためだけの関係ではなく、互いを開き、新たな可能性を開いていく関係を育んでいくことです。それは、高度に進化した生命体の「いのち」が奏でるハーモニーでもあったのです。

この「まぐわい」に変化が出たのは明確な階級(ヒエラルキー)が出来てから。
日本では(日本に限らないが)、「契りを結ぶ」という言葉があります。この言葉は古くは古事記などにも使われていますが、由来の理由の一つに男系社会があげられます。
「契り」とは言わば契約のことであり、男系社会で子孫が男の家柄に入ることから女性はその男性に身分の保証(生活保障)をしてもらう約束をしたのです。これが契りの由来。またそもそもこれは男性側からも女性側からも独占欲があることも推測されます。

 

欧米では日本より「契約」という概念が強く(聖書など一神教の所以でもある)、一夫一妻制も婚姻という契約にしてしまいます。結婚というもの自体は悪くはないのですが、権力者側にとっては民衆が性のエネルギーを活用できないようにするには便利なものだったのかもしれません。結婚という契約を楯に、契約者以外とのセックスを犯罪行為だとしたのです。これにより、性行為を行う相手は極々限定され性エネルギーの充足には限りが出来てしまいました。この真実を知る一部の権力者は性エネルギーを自らの血族のみに許してきたようです。しかし、中にはそれが行き過ぎて、本物の性狂者になったものもいるようですが・・・。実際、権力者というのは昔からとんでもない変態行為を数々行っていることが解っているのです(現代でもペドフィリア(幼児性愛)が大きな問題になっています。太古の昔から幼児性愛は禁忌とされています)。

 

 

性に対する刷り込みで、性の充足を失っている

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さて、このように「性」というものの固定観念・偏見を植え付けられた我々庶民はどうなってしまったのでしょう。
35歳~45歳の働く既婚女性へのセックスに対するアンケートで次のようなものがある。

ほとんどない 47%
月に1回程度 22%
週に1~数回 16%
年に数回   14%

このようにほぼ半数以上が性に対して疎遠になっていると考えられる。

また、次のようなアンケートもある。
20歳~24歳未婚の男女へのアンケート

(男)童貞である 47%
(女)処女である 46%

そもそも交際相手がいない割合も多く、実に半数以上は交際相手がいない。
さらにそのうちの半分は交際自体を特に望んでいないという結果にもなっている。
少し話は逸れるが、このアンケート結果は食品化学添加物や雄性不稔(種無し=F1種のこと)の作物、様々な科学汚染物質などによりそもそも生殖機能が弱ってきている事も考えられる。現在の男性の精子の数は約半世紀前と比べると半分ほどになっているという。

 

現代日本では性に関してはタブーな部分も多くあり、それが性教育の停滞にもつながっているのは当然の成り行きかもしれません。
アダルトビデオはたくさん出ており、ネットでも見れたりするが、これによりさらに誤った性の知識を得て、男女でエネルギーを交じり合わせるということも出来なくなっていのが現状です。

 

 

我々は性とどう向き合うべきか

上半身裸で横に並び笑い合う20代の男女[10161001355]の写真素材 ...

性行為は前述のように、お互いのエネルギーを高め合うために行う意味合いもあります。
従って、ただ単純にタブー視することは人間の力を自ら抑制することにもなり得ます。
我々は性に対してもっとオープンにおおらかに、積極的であっても良いでしょう。

ただ男と女ではセックスに対する向き合い方は(脳の構造上的にも)違いがあります。
男は本能的に放出(陰)のエネルギーを持ち、性的欲求はとても強いです。
女は本質として収縮(陽)のエネルギーで、受け入れる力がとてもあります(女にも性欲はあるが基本的には男より小さい)。
中国の自然哲学である陰陽五行説にも、このあらゆる事象・物は陰陽の結びつきによって成り立つと説かれています。また同じく中国の房中術では「(性行為の)楽しみに節度があれば、心は穏やかで長生きできる。おぼれて顧みなくなれば病が生じ、命が損なわれる」とあります。性との良い付き合いは心にも身体にも良いのです。
※房中術・・・中国のセックスの教科書のようなもの

では不倫は認められるべきなのでしょうか?
20~40代の男女(既婚・独身含む)へのアンケートがあり、内容は不倫・浮気の経験があるかというものです。
これによると男性は3人に1人が、女性も4人に1人ほどの割合で経験があるということです。
逆に相手の不倫や浮気を許せるか、という問いには約6割の女性は「ダメ」と回答、男性の方は「ダメ」が3割ほどにとどまっており、性への不足感も見え隠れしている。

しかし、単純に不倫をYESとは言えない。
相手の気持ちを考えると、誰かを不幸にすることには賛成できないからだ(ましてやそれが伴侶なら)。キチンとお互いの事情を話し合い、考えをぶつけ、了解を得てからなら全く問題はないだろう。
2つ目は真実がどうであろうと、現在は西洋型の契約社会であるという点だ。収入にもよるが一般的には不倫の代償は300万円ほどかかり、離婚時にも非常に不利だ。
また、子どもがいる場合、子どもにとって親の離婚(不仲)は、最大級の不幸である。夫婦だからこそ、隠し事は少ない方が良いのだ。
なぜなら夫婦とは性行為としての相手だけではなく、人生を共にするパートナーなのだから。

また、男女ともマスターベーション(オナニー)も性の楽しみのひとつだろう。
これも性という楽しみを充足させる方法でもある。

 

 

子どもへの性教育はどうするべきか

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子どもに対する性教育も非常に重要だ。
ある統計によると、親子で性の話ができると子どもが非常に明るく前向きになるというものがある。これは「性」という一般的にはタブーとされていることを話せるような関係であることで親子間の隠し事が少なくなり、子どもはより親の愛を感じ自分を信じる力が湧いてくるからだという。
日本の場合多くの人が親子間では性の話はせず、同級生から教わったりあるいは本やビデオで学んでいるのが実情だろう。子どもはそういった本やビデオは隠すだろうし、親がそれを見つけても子どもとは話さない。それだけ隠し事は増え、タブーな会話が増えていくわけだ。親子で性の話が出来るというのは、実は教育上(子どもの人生の上で)、とても大切な事なのだ。

かといって、突然あわてて子どもと性の話をするのも不自然だ。子どもが興味を持った時、自分の体験や感想を交えて話をするのが良いだろう。
親から性の話を聞ければ、子どもは恥ずかしいだろうが、安心もするものだ。

性に対して実に寛容であると言われる国もある。
「お金の話は下品と言われるが、性の話は堂々としている国」
こう言われるのはフランスだ。
フランスはヨーロッパでも最も出生率が高く、50代60代でもセックスを楽しんでいる人が多いという。
また性教育もなんと8歳から始めるという秀才ぶり(笑)
家庭計画センターというところから学校に講師が派遣され、身体の仕組み、避妊の方法、LGBTQ(性的少数派)への理解、カップル間の関係の築き方から、ポルノグラフィーやマスターベーションまで総括的な内容を教えてくれる。
もちろん、日本が急にこれを真似すればよいというわけではないが、一考に値するものも含まれている。

ご自分の子どもへの性教育に興味を持たれた方や、フランスの性事情に関心のある方は「フランス人の性」(光文社)という本がとても面白いので一読をおすすめします。

また、日本の文豪、三島由紀夫ジョルジュ・バタイユの「マダム・エドワルダ/目玉の話」(短編集)という性を題材にした小説に非常に関心と興味をもって勉強をしていました。のちの「潮騒」などにも生かされていたと思われます。

 

こういった本などで、子どもへの性教育を考えるだけでなく、ご自分の性に対する向き合い方を見つめ直してみるのはいかがでしょうか・・・?

 

 

さいごに

日本で唯一、"性教育"を専門に発信するメディア「命育」がオープン ...

性とは本当に我々とは切っても切れない大切なものです。
それがタブー視され、まともに向き合えないのは大きな損失です。

突然変われ、とはいいませんしそれは逆に無理があります。
まずは、周りの人と大らかに性の話ができるようになるのを目標にしてはいかがでしょうか?
それだけでも、人生が明るくなる可能性があります。
隠し事って、実はすごくエネルギーを消費するんですヨ・・・

 

また、子どもへの親からの性教育は、子どもに良い影響を与える部分が非常に大きいです。こちらも、慌てず、子どもと呼吸を合わせて取り組んで行ってみてください。

読者様の幸せな人生を祈っております・・・